ご承知のように、日本のアマチュアスポーツを取り巻く環境は厳しくなる一方です。とりわけ女子ハンドボールの衰退は目を覆うばかりの状況です。これは、企業に頼っていた結果、経済環境の悪化に伴うリストラによる廃部・規模縮小や、少子化に伴うハンドボール人口自体の減少もさることながら、高校・大学でプレーした選手が継続してプレーする場がない、そういうチームを知らないというのも大きな理由の一つと考えられます。

　　そこで、この度日本ハンドボールリーグ東京大会実行委員会が呼びかけ、首都圏で活動している女子チームによって「首都圏女子ハンドボールリーグ」を発足させることとなりました。都県に散らばっているチームでリーグ戦を行い、自分達の活動目標と技術レベルのアップをはかるとともに、試合をＰＲすることで、ハンドボールから離れている選手達にプレーする場があることを知らしめることを目的としています。一人でも多くの人が少しでも長くハンドボールをプレーできる…そういう環境の実現に向けて、第一歩を踏み出したばかりです。
皆様の温かいご支援・ご声援をお願い申し上げます。